マナー研修を受けて感じたこと
- 2017.11.24
- スタッフブログ
スキルを磨くだけでは仕事の出来る人にはならない。
先日、久しぶりにマナー研修を受講しました。
その研修はただのビシネスマナーの研修ではありません。ある大きなイベントにむけて、共通の意識と共通のスキルを高めるため、イベントのイメージガール用にカリキュラムを作って頂いたものです。
私はイメージガールの管理者として一緒を受講させてもらいました。あり難いことに、何度か受講させてもらっていますが、そのたび、なるほどと書き留めることが沢山あります。頭ではわかっていても、言語化していないことがらを、講師に言語化して説明してもらうと、気持ちよく腹落ちします。
高いスキルがあっても、コンディションが悪ければせっかくのスキルを発揮できません。例えは、スポーツ選手が試合の前日にアルコールを飲みすぎて、思うように身体が動かなかったり、すばらしい接客能力があるにも関わらず、自分自身の機嫌をコントロールできず、不機嫌な表情でお客様と接したりということがあります。
技術が高いけれど、怪我や体調不良でコンディションの悪いスポーツ選手と、新人だけれど、準備万端のスポーツ選手。どちらの活躍を期待し、応援したくなりますか?
機嫌が悪く恐い顔をしているベテランウエイトレスと、愛想がよい新人のウエイトレス。どちらに接客されたいですか?
一定のスキルがなければ、戦う土俵にも上がれないという声もあるでしょう。もちろん全く訓練をしないようでは話にはなりません。ただスキルを磨いても、それを活かすことの出来る意識が必要だということです。
そして人の心を動かし、共感し応援してもらうためには、スキルの高さよりも意識の高さの方が重要な場合があるということです。
私たちは、ベテランのモデルやキャンペーンガールに仕事を任せるとき、何ともいえない使いづらさを感じることがあります。その理由がわかりました。ベテランがゆえにスキルは高いけれど、意識が低い人。仕事に慣れてきたがゆえおこるトラブルは、この低い意識が原因の場合が多いと感じます。
今回一緒に仕事をさせてもらう、イメージガールの方々は既にそれぞれ活躍しており高いスキルが感じられます。ベテランですが、注意されたことを素直に受け止めすぐに改善出来るところは頭がさがります。
スキルと意識の両方がそろってこそ初めてプロとして良いパフォーマンスがとれます。
今回ご一緒させてもらうイメージガールの活躍が楽しみです。